すべての仏教プロフェッショナルに役立つ書『信仰便覧シリーズ 観音信仰便覧』ほか
仏教のプロフェッショナルを自認される皆様へ、その知識・技量がますます冴え渡るべく企画した書籍等の紹介をいたしてまいります。その第二弾です。今回は『信仰便覧シリーズ』から『観音信仰便覧』をご紹介いたします。
そもそもこの「信仰便覧シリーズ」は、お祀りされている仏様にまつわるあらゆる情報、歴史、文献、寺院、法会、説話などなどを集め、布教にお役に立つよう企画されたものです。ですからたとえ学術的な事柄でも、そのままお檀家様にお伝えし理解頂けるよう、かみ砕いて解説してあります。
さて本書『観音信仰便覧』ですが、まず「第一部 基礎篇」としまして「第一章 観音信仰の歴史」から始まります。大乗仏教の代表的な菩薩様である観音様の誕生から東アジア、中国、日本での信仰の展開がやさしく解説されます。
「第二章 観音信仰要語解説」では、五十音順に関連する語句の解説を行います。例えば「三十三身」とか「補陀落」など、おなじみの言葉ですが、いざ聞かれるとすぐさま思い出せないなどの経験はありませんか?この語句解説をひも解けばもう大丈夫です。
「第三章 観音信仰の典籍」ではこれも五十音順に、観音信仰を理解する上で必須の書籍を並べてあります。「典籍」というと取っつきにくい印象がありますが こちらも易しい解説がされています。
「第四章 観音総覧」は変化自在の観音様のお姿を、イラスト付で紹介いたします。
いよいよ「第二部 実践篇」です。
「第一章 観音の霊場」は皆様がよくご存知の名所・旧跡・名刹が目白押しに出てきます。逐次「名所案内図会」の図版が入りますので、それだけでも楽しむことができます。
さらに「第二章 観音の法会・祭」では具体例をあげながら、観音にまつわる法会・お祭りをきめ細かく紹介いたします。
「第三章 観音の伝説」は高僧、寺院などにまつわる観音伝説を紹介します。これらは法話の中に活かせますし、大人ばかりでなく特にお子様などに大いに興味を持っていただけることでしょう。
「第四章 観音の札・護符・縁起物」は図版などでその具体例を豊富に提示してありますので、観音をお祀りされているお寺で今後大いに参考になるはずです。
最後は「第五章 観音の名言・俗諺」です。これもお説教の中に取り入れたり、掲示による布教に大いに役立つことでしょう。
以上『観音信仰便覧』の内容を紹介して参りましたが、他の「信仰便覧シリーズ」もほぼ同じ内容構成になっております。是非他の「信仰便覧シリーズ」もご覧頂きたく存じます。なおこのシリーズはダウンロード版のみの発行となります。「簡易装丁版」の販売はございません。
発行は㈱双樹舍の仏教ブランドで知られる老舗「斎々坊」です。
『観音信仰便覧』 ダウンロード版 本体価格3,600円+税
『地蔵・閻魔信仰便覧』 ダウンロード版 本体価格3,600円+税
『明王信仰便覧』 ダウンロード版 本体価格3,600円+税
『釈迦・薬師信仰便覧』 ダウンロード版 本体価格3,600円+税
『経典信仰便覧』 ダウンロード版 本体価格3,600円+税
『天部信仰便覧』 ダウンロード版 本体価格3,600円+税
斎々坊のホームページ https://www.sojusha.co.jp から入手できます。